人と人とのふれあいは運のもらいあい、あげあいだといいます。 いい運をもった人達が出会い、情報を交流しあい、そこに理念がこめられると素晴らしい創造が生まれます。

コミュニケーションビューローはそうした人々の出会い情報の交流を創出する場でありたいと思っています。
宮内 淑子

1995年1月16日の夜新幹線にて神戸に向かう。
見たこともないような赤黒い満月に、鳥肌がたつ思い。その夜はなかなかねつかれませんでした。やっとうとうとし始めた時、1メートル位たたき落されたような衝撃にキャーという自分の声と共に目がさめました。
阪神淡路大震災でした。この世の終わりかと思うような光景をまのあたりにして、涙があふれてとまりませんでした。誰が命をおとしても不思議でない情況の中で私はたまたま運良く命をつないでいることができました。

それまでは自分が生きている、自分で生きているんだと思っていました。しかし大地震を体験して、そうではない、自分は生かされているんだと思うようになりました。
では、生かされているならどう生きるべきか、そんなことを強く考えるようになりました。

生きている意味、生かされている意味、自分の存在している意味とは・・・。
それは、人や出来事等、あらゆるものとの関係性によって生まれてくるように思います。

そして人は、一人でできることは限られています。それぞれの人が持てる力をあわせ共に影響しあい、共に何かを創造していくことができるならば・・・。
ずっと念じていると、どこかに同じような思いを持った人が生まれ、その思いが共鳴しあい、いつか大きなうねりとなって世の中を変えていくことと信じています。


講演会、対談の開催、21c NAIVIGATORS'COMMITTEEなどの提言会を組織。NEC会長・関本忠弘氏、登山家・今井通子氏、 元内閣安全保障室長・佐々淳行氏らを招く講演会等を企画。また阪神淡路大震災の直後には東京の財界人、 文化人を発起人に「兵庫再生支援の会」を発足させ、知事への提言を行う。
オリックス監督の仰木彬氏と映画監督の篠田正浩氏の対談を企画し兵庫への復興支援エールを送るなどの活動をする。
21世紀のナビゲーターと目される気鋭の人材をテーマごとに集め、知事への提言を行い県政に反映。